「ロジカルシンキング」を知っていますか?
「論理的思考」とも呼ばれますが、このスキルはネットビジネスに限らずどんな仕事でも重宝されます。
言葉のとおり、「論理的な思考」つまり理屈に沿って考えるというスキルのことです。
言葉にすればたったそれだけのことですが、このスキルの持つ力は計り知れません。
例えば資料を作るとき、例えば人に説明をするとき、例えば考え事をするときにすら、頭を使う作業の全てでこのスキルは使えるといっても過言ではありません。
しかし、とても便利なこのスキルですが、ちゃんとロジカルシンキングを学んだことがあるという人はあまり多くないようです。
身に着ければ間違いなく役に立つスキルなのに、何故ちゃんと学ばないのでしょう?
何故、ちゃんと学ばないのか?
残念なことに、人間は自分たちが思っているほど論理的な生き物ではありません。
頭ではやらないといけないことが分かっていても、どうしてもやる気にならない。
そんな経験ありませんか?私はあります(笑)
そんな私の経験則を考えるに、ロジカルシンキングが学ばれない理由は、
- 学ぶのが面倒そうだから
- 具体的にどんな場面で使えるのかが分からないから
主にこの2つとなると考えられます。
それぞれをさらに掘り下げましょう。
何故、学ぶのが面倒そうなのか?
いきなり断言してしまいますが、これは大きな間違いです。
確かにこのスキルの全てをマスターしようと思えばかなり大変な思いをすることになるでしょう。
しかし、ロジカルシンキングは全てを完璧に理解しなければ使えないスキルではありません。
なんなら、今日から使えるロジカルシンキングとでも言えるような簡単なものすらあるのですから。
これは例えるなら、数学を完璧に理解していなくても日々の買い物に必要なレベルの足し算や引き算を使えることに似ています。
フェルマーの最終定理が証明できなくても80円のみかんを3つ買ったときの会計がいくらになるかは分かります。
同じように、ロジカルシンキングの全てを理解できなくとも、分かる範囲で利用すればそれだけでこのスキルを学んだメリットを実感できるでしょう。
そして、本気で学べる環境が整ったときにこのスキルの面倒な部分まで学んでください。
何故、使える場所が分からないのか?
この答えは、使い方を知らないからです。
本当はどこでも使えるスキルですが、使い方を知らないせいで本当は使える場所でも使おうという発想ができないんです。
百聞は一見にしかずと言うように、ロジカルシンキングを学ぶことと、ロジカルシンキングを使うことは別物だということですね。
ただ、これの解決方法は簡単です。
要するに、使ってみれば良いのですよ。
要領の良い人なら1度で、そうでなくとも何度か使ってみればそのうちどんな場面で使えば良いのかが自然と分かるようになります。
嬉しいことに、ネットビジネスの世界にいる私達には分かりやすい使える場所が用意されています。
それが、情報商材の販売ページです。
もっと言うと、詐欺商材の販売ページですね。
ロジカルシンキングが理屈に沿って考えるというスキルであることは上のほうで書きましたが、この視点で詐欺商材の販売ページを読むと面白いことに気付きます。
つまり、全く論理的でないことが分かります。
- ノウハウの説明に論理的でない部分を見つけることが出来る
- ノウハウの説明に論理の破たんを見つけることが出来る
- そもそも論理が無いことが分かる
ノウハウの論理的でない部分を見つけることが出来れば、何故、論理的でないのかを考えることが出来ます。
そして大抵の場合、論理的でない理由はそのままそのノウハウが稼げない理由になります。
ノウハウについて詳しくなれば、論理的でない部分を見つけた時点でその破たんまで分かるようになります。
実は、何を隠そう私が詐欺商材を見つけるときの方法がこれです。
ノウハウの説明を読み、論理が破たんを見つけることでその商材が詐欺商材であると分かるわけです。
あ、そもそもノウハウに論理が無いのは論外ですからね(笑)
このように、情報商材の販売ページでノウハウの論理を調べることがロジカルシンキングの良い訓練となります。
しかも、これは同時にその情報商材が詐欺商材であることを見破れるということでもあります。
一石二鳥のよい練習場だと思いませんか?
今日から使えるロジカルシンキング
あなたは気づいたでしょうか?
今回の記事、サブタイトルが最後を除いて全て何故から始まっていることに。
そして、その何故は前の段落の中で出てきた疑問だということに。
実は、これが今日から使えるロジカルシンキングの正体です。
つまり、疑問に対して何故と問いかける。
たったこれだけで、ロジカルシンキングを行うことが出来ます。
今回の記事で言えば、
ロジカルシンキングは重要なスキルなのに、何故かちゃんと学んでいる人がいない
何故、ちゃんと学んでいる人がいないのか?
学ぶのが難しそうだから
何故、学ぶのが難しそうなのか?
全てを一気に学ぼうとするから
使い方が分からないから
何故、使い方が分からないから?
使える場所を知らないから
このように、ロジカルシンキングをちゃんと学んでいる人がいないのは何故か?という疑問に対して答えを出し、さらにその答えに対して何故か?という疑問を出す・・・
これを繰り返すことで最終的に答えを出す。
この1連の流れがロジカルシンキングです。
この程度ならできると思いませんか?
ここで勘違いしないで欲しいのですが、何故かという疑問に対して絶対に正確な答えを出す必要はありません。
疑問に対して何故?と問いかけることが重要なのだと考えて下さい。
答えを出すのはむしろおまけです。
例えば、「何故、通勤時の電車は満員になるのか?」「何故、太陽は東から昇るのか?」「何故、夏は暑いのか?」「何故、腹が減るのか?」「何故、働かなければならないのか?」等々・・・
そして、何故?に対する答えが出たら、それに対してまた何故?を考えてみてください。考えればキリがありませんが、考えるほど上達するのがこのスキルです。
上達すれば心強いスキルです。試してみてください。