URL:電脳せどりツール「ブレイントラスター」

 

「かつてない最強・極悪ツールがここに誕生。」

こんなヘッドコピーから始まるせどりツールがあります。

結論から言ってしまうと、このツールには購入する価値はありません。

ツール名で検索すれば分かりますが、レビューしているサイトがいくつも見つかりますし、そのほとんどでこのツールでは稼げないと評価されています。

レビューを見てみたところ、販売者の評判が悪かったり「特定商取引に基づく表示」が無いことが問題になったりしているようですね。

そんな使えないことが分かりきっているツールを何故わざわざ記事にするのか?

これは私の性格の問題なのですが、私は稼げないならば何故稼げないのかを知らないと気が済まない性格の人間なんです。

誰が言ったとか、何が足りてないとか、そんなことには興味がありません。

「このノウハウはこのようなロジックだが、この部分が破たんしているから稼げない。」と、納得したいんですよね。

私と同じように、何故稼げないのかをちゃんと知りたい人の参考になれば幸いです。

 

 

「ブレイントラスター」はどんなツールなのか?

まず、そもそもこのツールは何ができるツールなのか?

一言で言えば、「アマゾンで販売されている商品と同じもので、なおかつ利益の出る価格差の商品をヤフオクで見つけてくれるツール」となります。

LPでもいくつかの商品が具体例として挙げられていますが、アマゾンでプリンターが19800円で販売されており、ヤフオクで5500円で出品されていたらそれを通知してくれるわけです。

価格差は14300円ですね。

商品の登録さえしておけば、このような価格差のある商品を自動で見つけてくれるからあとは落札して売れば利益が出る・・・と、このような主張です。

なるほどそれなら稼げそうだ!・・・と、思いましたか?残念ながら、それは間違いです。

何故、稼げないと言えるのか?それをこれから説明していきます。

 

「ブレイントラスター」で稼げないと言える4つの根拠

  • アマゾンのシステム
  • ヤフオクのシステム
  • 全自動ツールである
  • 見つかった商品が売れるかどうかが分からない

私がこのツールで稼げないと断言する根拠は上の4つです。

では、それぞれ見ていきましょう。

 

アマゾンのシステム

一度でもアマゾンで出品した経験のある人なら分かることですが、アマゾンでは原則的に出品ページが1商品につき1つしかありません。

つまり、複数の出品者が同じ商品を販売したとき、そこで競合が起こります。

競合が起こっている商品をお客さんが購入したとき、どの出品者の商品が売れるのか?

アマゾンは明確な答えを公開していませんが、基本的に一番安い価格で販売している出品者の商品から販売されます。(実際には他にも条件はありますが・・・)

すると、出品者は自分の商品を買ってほしいから他の出品者よりも安い価格で販売しようとします。

それを見たほかの出品者が自分の商品を買ってほしいからより安い価格で販売しようとし、さらにそれを見たほかの出品者が・・・

これが、価格競争と呼ばれる現象です。

よほど短期間で売る必要が無い限り、自分の商品を売るために価格を下げることは全くの意味なのですが、アマゾンではこの価格競争が頻繁に見られます。

もはや名物ですね。

この価格競争を逆手にとっているノウハウがあるほどです。

要するに何が言いたいのか?

アマゾンでは価格の変動が激しいということです。

昨日10000円だった商品が今日見たら5000円になっている。

そんなことがザラにある環境です。

ツールを使ってアマゾンで10000円、ヤフオクで5000円で販売されている商品を見つけても、仕入れていざ販売しようと思ったときに価格競争が起こっており販売価格が5000円になっていたら?

利益は0円ではありませんよ。

発送料、販売手数料などの経費がかかるので利益はマイナスになってしまいます。

ツールで利益の出る商品を見つけても、その価格で販売できるとは限らない。

これが稼げない1つ目の理由です。

 

ヤフオクのシステム

これまた経験者なら分かることですが、ヤフオクでは出品されている価格で仕入れができるとは限りません。

そりゃそうですよね。オークションなんですから。

自分以外に誰もその商品に入札しない、もしくは即決で購入できるのなら問題ないですが、もしそうでなかったら?

アマゾンでは価格競争で商品の値段が下がりましたが、ヤフオクでは商品の値段が上がります。

当然、ツールがその商品を通知した時の価格で買えるわけがありません。

さらに問題なのが、ヤフオク特有の1円出品という文化です。

その名のとおり、1円で商品を出品するわけですが、価格差がとんでもなく大きくなることは明らかですよね?

アマゾンで10000円で販売されている商品がヤフオクでは1円で出品されてるわけですから、当然ツールはこの商品のことを価格差があると通知してきます。

しかし、1円出品された商品を1円で購入できることはまずありません。

そりゃあそうですよね。みんなその商品に入札しますから。

ついでに言うと、1円出品されている商品の中には本当に1円で落札できても送料などで水増しで料金を要求されることがあるのですが・・・

価格しか調べることができないこのツールにそんなこと当然分かるはずもありません。

つまり、ツールで利益の出る商品を見つけても、その価格で仕入れできるとは限らない。

これが稼げない2つ目の理由です。

 

全自動ツールである

すべてにおいて「完全自動化」をし、誰が使用しても「同じ結果が出るように設定されています」

と、LPに書かれているように、このツールは全自動ツールです。

だから誰が使っても同じように稼げるとLPでは続けていますが、私に言わせれば誰が使っても仕入れ、販売の両方で価格競争に巻き込まれて稼げなくなるツールにしか見えません。

価格競争に巻き込まれたらどうなるのかは、上で説明した通りです。

ちなみに、このツールではASINコードを入力することで商品を登録して価格差を調べることになるのですが、そのASINコードは提供してくれるそうです。

つまり、少なくともこのツールを購入した人同士で価格競争が起こることになりますね。

そんな価格競争が起こることが分かっている商品のASINコードを貰っても、私は使おうとは思えません。

全自動ツールで見つけた商品は価格競争に巻き込まれる可能性が高い。

これが稼げない3つ目の理由です。

 

見つかった商品が売れるかどうかが分からない

ものすごく基本的なことですが、例えばその辺で拾ったゴミを100円で売ってやると言われたらあなたは買いますか?

よっぽど特殊な事情が無い限り、普通は買いませんよね。私だって買いません。

つまり、どんなに安くても需要のないものは売れないということです。

このツールは価格差のある商品を見つけることができる(と謳っている)ツールです。

つまり、どんなに売れなさそうな商品でも価格差さえあれば見つけてしまうわけです。

そんな商品を仕入れても、当然利益は出ませんよね。

売れないんですから。

1個10万円の利益が出る商品があったとしても、売れた個数が0個なら利益は0円です。

となると、ツールが通知してきた価格差のある商品が売れるかどうか、つまりその商品を仕入れるかどうかを自分で判断することが必要になります。

あなたにはその判断ができますか?

ツールは判断の手助けをしてくれませんよ。

流石に、電脳せどりツールを販売しておいて仕入れの判断という物販で最も重要な部分を全くサポートしないなんてことは無いでしょう。

しかし、LPを見てわかる通りこの商材は価格差のある商品を見つけることに焦点を当てています。

仕入れの判断についてどれだけのサポートを受けられるか、LPからでは分かりません。

もしも仕入れの判断が出来ないままツールを使ったら、価格差のある商品を仕入れたのに1つも売れないなんてことにもなりかねません。

大損ですね。

ツールは価格差のある商品は教えてくれても、売れる商品がどれなのかは教えてくれない。

これが稼げない4つ目の理由です。

 

 

まとめ

以上、このツールで稼げない理由を4つの点から考えてみました。

振り返ってみると、

  • 1つ目~3つ目は利益についての問題点
  • 4つ目は需要についての問題点

でしたね。

物販とは、需要のある商品を利益の出る価格で販売することで稼ぐビジネスです。

このツールは商品の価格についてのみ考えられているツールなので、需要についての問題点を克服することができておらず、単純な販売価格のみしか見ていないために利益についての問題点も克服することができていません

需要も分からず、利益もでない。

そんな状態で仕入れる商品をいくら探したところで、儲けには当然つながりません。

つまり、このツールにはそもそも儲けるために必要な機能が備わってないんですよね。

よって、このツールで稼ぐことは出来ないと言えます。

 

 

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さて、このツールが稼げない理由が分かってすっきりしたところで余談を1つ。

「このツールでは稼げない」というのは実は正確ではありません。

正確には、物販に稼げるツールは存在しない。です。

勘違いしないでほしいのですが、物販で使えるツールが無いという意味ではありません。

むしろ、使えるツールはいくつもあるのでどんどん利用するべきです。

ではなぜ稼げるツールは存在しないと書いたのか?

さっきも書きましたが、物販とは、需要のある商品を利益の出る価格で販売することで稼ぐビジネスです。

需要って、どうすれば分かると思いますか?

実はとても単純なことなのですが、その商品の販売実績を見ればわかるんです。

例えば、毎年クリスマスに100個売れているおもちゃがあるとします。

そのおもちゃは今年のクリスマスには何個売れると思いますか?

おそらく、100個程度売れるんじゃないか?と予想できますよね。

もちろん現実はこんなに単純ではありません。

そのおもちゃの最新版が発売されれば今まで100個売れていたのが10個しか売れなくなることは十分考えられます。

でも逆に、新しく発売されたほうのおもちゃは100個程度売れるんじゃないかって気はしませんか?

需要を考えるとはこういうことです。

iPhoneなんかが良い例ですね。

販売実績から需要を考えるというのは、需要を調べる手段の1つに過ぎません。

他にも、現在の販売数から予測したり、類似の商品から予測したりと、方法はいくらでもあります。

同じように、どのくらいの利益率で稼ぐのか?1ヵ月の販売数はどれくらいを目標とするのか?

などなど、一口に物販と言ってもその考え方は人によって全く違ったものになります。

だというのに、同じ「物販で稼ぐためのツール」が存在すると思いますか?

はっきり言いますが、無理があります

ある人にとっては便利なツールでも、ほかの人にとっては何も恩恵を得られないツールとなってしまう。

そうなってしまうのは当然のことなんですよね。

別に、それが悪いことだとは思いません。

自分にとって有益なツールであれば、それで十分ですから。

問題なのは、物販で稼げるツールが存在すると勘違いしている物販初心者と、そんな物販初心者を騙すために物販で稼げるツールを作成・販売している詐欺師の存在です。

まず、自分の思い描く物販のノウハウがあり、それを手助けしてくれる補助ツールがある。

この順番を理解していれば、今回のツールのような物販で稼げるツールに騙されることはありません。

今後、物販でツールの販売があったときにはこのことを思い出してみてください。

 

それでは、今回はこの辺で。

 

 

詐欺商材が不作です